目次
1.夏のキャッシュバックキャンペーン紹介
ソニー αサマーキャッシュバック2024
https://www.sony.jp/camera/campaign/cb24ilc_summer/
期間: 2024年6月21日~7月22日
応募締切: 2024年8月6日
概要: 対象カメラやレンズ購入で最大40,000円キャッシュバック。
対象機種例:
- α7R V: 40,000円
- VLOGCAM ZV-E1: 30,000円
- α7 IV: 20,000円
- α6400: 8,000円
- FE 24-70mm F2.8 GM: 10,000円
OM SYSTEM 夏のレンズフェア2024
期間: 2024年6月21日~8月28日
応募締切: 2024年9月11日
概要: 対象商品購入で最大40,000円分のVISAギフトカードキャッシュバック。
対象機種例:
- M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II: 20,000円
- M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO: 30,000円
キヤノン 夏のキャッシュバック「作ろう思い出キャンペーン」
https://personal.canon.jp/product/campaign/camera-summer2024
期間: 2024年6月21日~7月22日
応募締切: 2024年8月6日
概要: 対象商品購入で最大40,000円キャッシュバック。受け取り方法は銀行振込など。
対象機種例:
- EOS R6 Mark II: 40,000円
- EOS R8: 30,000円
- EOS R10: 10,000円
- RF24-70mm F2.8 L IS USM: 40,000円
- PowerShot V10: 5,000円
考察
新機種発表のないメーカーがキャッシュバックキャンペーンを実施し、既存商品を強化しています。新製品のない時期でも顧客の購買意欲を維持し、在庫整理や市場シェア拡大を狙う意図が見えます。
結論
この夏、カメラ愛好家にはお得なキャッシュバックキャンペーンが各メーカーから提供されています。新機種を待たずに現行モデルをお得に購入できるチャンスです。
2.6/18Nikon Z6III正式発表
ニコンが6月17日に発表した「Z6III」は、その性能と価格設定が市場に大きなインパクトを与えています。以下に、主な特徴、競合機種との比較、ユーザーの反応、およびニコンの製品ラインナップ戦略について詳述します。
主なスペックと特徴
- センサー:2450万画素の部分積層型CMOSセンサー
- 映像エンジン:EXPEED 7
- 連写性能:最大毎秒120コマ(JPEG、APS-Cクロップ時)
- 動画性能:6K RAW動画の内部記録(最大60p)
- 被写体検出:-10EV対応、最大8.0段のボディ内手ブレ補正
- 防塵防滴仕様:EVFはZ 6IIの約4倍の4000カンデラの高輝度表示
- 価格:日本国内希望小売価格は43万5600円
PROS
- 国内価格が高い
- 前機種比で大幅な価格上昇。為替の影響を加味しても高い。
- 高価格が性能向上に見合うかどうか、ユーザーの意見が分かれています。
- 動画中心のスペックアップ
- 特に6K60P内部RAW収録は非常に強力。ミドルユーザーには不要と感じられる場合も。
- 動画性能の向上により、プロフェッショナルな動画ユーザーを視野に入れた設計。
- EVFが明るい
- 高輝度のEVFは屋外撮影でも優れた視認性を提供。
- 4000カンデラの高輝度表示は競合機種と比較しても優れた性能。
- フレキシブルカラー機能
- 撮影時に設定したカラーを適用できるカスタムピクチャーコントロール。
CONS
- プリキャプチャ機能
- RAWに対応していない点はプロユーザーにとってマイナス。
- 高速連写機能をフルに活用するためにはRAW対応が望まれる。
- バリアングルモニタの採用
- 従来のチルト方式から変更となり、好みが分かれる。
- 自撮りや動画撮影には便利だが、スチル撮影では操作性が異なる。
- 重量760g
- 前機種比で大幅に重量が増加。
- 持ち運びや長時間の手持ち撮影に影響が出る可能性。
- プレビューにLUTをあてられない
- 動画撮影時にカラーグレーディングのプレビューができない点は、ニコンの全機種に共通する弱点。
市場の反応と考察
Z6IIIの発表後、市場の反応は概ね好評で、絶賛が多く聞かれます。特に動画性能の向上が高く評価されていますが、価格の高さや重量増加については批判も多いです。旧来のスチル中心のファンには割高に感じられる一方で、動画ユーザーには歓迎されています【43†source】【44†source】。
ニコンの製品ラインナップ戦略 Z6IIIは、Z6IIの後継というよりは、Z8の下位機種として位置付けられた印象です。これにより、ニコンは動画性能を重視するユーザー層を明確にターゲットにしています。旧来のスチル中心のユーザーにはZfがあり、ニコンのラインナップには穴がありません。ニコンは、異なるユーザー層のニーズに応えるため、多様な製品を提供することで市場シェアを拡大しようとしています。
総評 Z6IIIは、非常にバランスの取れたカメラであり、特に動画性能において大きな進化を遂げています。しかし、価格面での課題や、競合機種との性能比較において、実際の使用感が重要となる点も見逃せません。ニコンの戦略は、動画ユーザーを明確に意識したものとなっており、今後の市場展開に注目が集まります。
3.PENTAX 17
リコーイメージング株式会社が フィルムコンパクトカメラ PENTAX17を正式発表しました。
国内の発売日は7/12で、希望小売価格は税込117700円、実売は79200円。 すでに予約が開始されましたが、初回分はどこも完売。供給不足が発表される人気ぶりです。
まずは記事を読みます。
https://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2024/20240618_040027.html
スペックと特徴:
- カメラタイプ: ハーフサイズフィルムコンパクトカメラ
- レンズ: 25mm f/3.5 単焦点
- フラッシュ: 内蔵フラッシュ
- ビューファインダー: 内蔵光学ファインダー
PENTAX 17は、リコーが発表した新しいフィルムカメラで、ハーフサイズフォーマット仕様です。これにより、従来の35mmフィルムを使用しながら、通常のフィルムフレームの半分のサイズの画像を生成するため、1本のフィルムで2倍の撮影が可能です【8†source】【9†source】。
デザイン面: クラシックなフィルムカメラの美学を取り入れたデザインが特徴です。一見ケレン味のあるデザインですが、理にかなった構成。材質は軍幹部と底面がマグネシウム製、あとはエンプラ。コンパクトなボディに直感的に操作できるダイヤルやボタンが配置されており、使いやすさとレトロな魅力を兼ね備えています。特に縦長の撮影フォーマットを活かしたデザインが、フィルムカメラ特有の感触を楽しむことができます【8†source】【9†source】。
ファインダーの機能性:
- 光学ファインダー: レンズ直上のファインダーは示唆を減らし、クリアで明るい光学ビューファインダーが搭載されており、撮影時のフレーミングが容易で
- 視野率: 100%の視野率、倍率は1.05倍、フレームの端まで正確に確認でき、レンズの距離指標がファインダーから覗ける仕様です。
- 内蔵フラッシュ: ファインダーのすぐ横に内蔵されており、暗所での撮影をサポートします。
新品フィルムカメラの意義と難しさ
意義:
- ノスタルジア: フィルムカメラは、アナログな撮影体験を求める層に根強い人気があります。フィルムの独特な質感や現像の楽しみは、デジタルでは得られない魅力です。
- 教育的価値: フィルムカメラは、撮影プロセスや写真の基礎を学ぶための貴重なツールです。若い世代に対する写真教育の一環としても有用です。
- 新品の保証: 現代の中古フィルムカメラ市場では保証がないことが一般的ですが、新品で保証のつくフィルムカメラの発売は、購入者に対して安心感を提供します。これは、特に初心者や若い世代にとって重要な要素です
難しさ:
- 市場の狭さ: デジタルカメラと比較して、フィルムカメラの市場は非常に限定されています。需要の少なさから、大量生産やコストの回収が難しい点が挙げられます。
- サプライチェーン: フィルムの製造や現像サービスの減少も大きな課題です。フィルムそのものの入手が難しくなる中で、安定した供給を維持するのは困難です【9†source】【12†source】。
市場の反応
賛成意見:
- レトロブーム: レトロなデザインやフィルム写真の独特な質感を評価するユーザーからは歓迎されています。アナログの魅力を再発見するきっかけになると期待されています。
- 収集価値: フィルムカメラのコレクターにとって、新製品は新たな収集アイテムとなり得ます。
反対意見:
- 実用性: デジタルカメラやスマートフォンが圧倒的に便利で、高性能な機能を持つ中、フィルムカメラの実用性に疑問を持つ意見もあります。
- コスト: フィルムと現像にかかるコストが高いため、日常的に使用するには経済的負担が大きいとする声もあります。
国内での早期受注停止とその考察
PENTAX 17は国内で発売されるとすぐに高い人気を博し、早々に受注停止となりました。2024年6月21日付けでリコーは、国内における販売店の注文受付を一時停止することを発表しました。これにより、既に注文を受けた顧客への供給が優先されることになります。この事実は、現代においてもフィルムカメラに対する強い需要と関心が存在することを示しています。特に、ノスタルジックな要素やアナログの魅力を求める層が多く、リコーの製品がその期待に応える形で受け入れられたと言えます【8†source】【9†source】【12†source】。
新品フィルムカメラ市場に挑戦するリコーへの賛辞
リコーの開発者たちは、困難な市場環境にもかかわらず、PENTAX 17の発売にこぎつけました。この努力には惜しみない賛辞を送りたいと思います。デジタル全盛の時代にあって、アナログの魅力を再評価し、その価値を次世代に伝えようとする姿勢は、まさに情熱と献身の結晶です。特にフィルムカメラがノスタルジアや教育的価値を持つ中で、現代の消費者に新品で保証付きの製品を提供することは、並々ならぬ挑戦であり、勇気ある決断でした。
この製品のリリースにより、多くのフィルム愛好家や新たにフィルム写真に興味を持つ若者たちに、新たな撮影体験を提供することができます。また、リコーの開発者たちがこのプロジェクトに注いだ情熱と努力は、単なる製品開発を超え、フィルムカメラの未来を切り開く一歩となることでしょう。
リコーの開発チームが成し遂げたこの偉業は、カメラ業界全体に対しても大きなインパクトを与えると信じています。彼らの尽力により、フィルムカメラの魅力が再び脚光を浴びることを期待しています。リコーの開発者の皆様、本当にお疲れ様でした。あなたたちの努力と情熱が、多くの人々に新たなインスピレーションを与え続けることでしょう【8†source】【9†source】【11†source】 。
4.CanonRumorsからの新しいオートフォーカスRFマウントチルトシフトレンズの発表予想
新しいオートフォーカスRFマウントチルトシフトレンズ
新しいRFマウントチルトシフトレンズの噂は以前からありましたが、今回、初めてオートフォーカス機能を搭載することが明らかになりました。過去半年間で、これらのレンズに関する特許がより詳細に公開され、動作の具体的な仕組みが明らかになってきました。
次世代カメラに対応
これらのレンズは次世代のCanonカメラを最大限に活用するために設計されていると考えられています。ただし、RFマウントのどのカメラにも取り付け可能ですが、現行および旧世代のカメラでは全ての機能が利用できない可能性があります。
詳細なスペックは未発表
焦点距離や絞り値などの詳細はまだ不明ですが、2024年末までに公式発表があると予想されています。
特許に見られる詳細
- DPAF(デュアルピクセルオートフォーカス)改善
- 自動チルト機能
- チルトシフトレンズ用の高精度オートフォーカス
- 手持ちでのチルト・シフト操作可能
市場への影響と考察
史上初のオートフォーカス対応のチルトシフトレンズの登場は、特にプロフェッショナルな写真家にとって大きな影響を与えると予想されます。これまで手動で行われていた微細な調整がオートフォーカスで行えるようになることで、撮影の効率が飛躍的に向上します。また、自動チルト機能により、建築写真や製品写真などでの精密なアングル調整がより簡単に行えるようになります。
プロカメラマンにとって、これらの機能は撮影の精度を高め、作業時間の短縮に寄与するでしょう。新しいオートフォーカスチルトシフトレンズの登場は、特に高精度を要求される分野での撮影において、Canonの優位性をさらに強化するものとなるでしょう。
参考元:Canon Rumors(2024年6月19日)
5.Canon EOS R1と EOS R5 Mark IIは7月中旬同時発表の可能性
https://www.canonrumors.com/official-announcement-of-the-canon-eos-r1-is-now-expected-in-july/
※この記事はCanon Rumorsの内容を基にしています。
2024年5月15日の開発発表以降、Canon EOS R1の公式発表は7月中旬に行われる見込みです。また、Canon EOS R5 Mark IIも同時に発表される予定です。複数の小売業者からの情報によると、NDA(秘密保持契約)が発効する時期から1~2週間後に主要な製品が発表される傾向があります。
Canon EOS R5 Mark IIは2024年8月後半に出荷予定ですが、EOS R1は早くても2024年11月まで出荷されない可能性があります。このような高性能なボディは、最初にニュース機関やCPS(Canon Professional Services)に供給されることが一般的です。
小売業者にとっては、EOS R5 Mark IIの方がEOS R1よりも重要で、EOS R5とEOS R3の販売比率は約30対1と報告されています。これは、DSLR時代の5DシリーズとEOS-1シリーズの比率に似ています。
発表と供給の日時は直前まで確定しないことが多いですが、多くの要素が今回のEOS R1およびEOS R5 Mark IIの発表スケジュールを裏付けています。また、興味深いレンズの発表も今週中に期待されています。
筆者コメント
キヤノンは1年間新型カメラを発表できていませんが、7月以降賑やかになるはず。Z6IIIが話題ですが、それを上回るインパクトを期待したいですね。動きがないので無駄にハードルを上げてる気もしますが、大丈夫かかえって心配になりますね。頼むよほんと。