カメニュー2024/08/31号





カメニュー2024/08/31

カメニュー2024/08/31

1. EOS R5II発売 納期半年 今年は絶望か

EOS R5IIが発売されました。
Canon公式サイト

これからの受注では半年以上とのことです。次の入荷は9末という話をどこかで耳にしましたが、それでも全員には行き渡らず、発売後の評価によってはさらに納期が伸びる可能性もありますね。60万円するカメラがこれほど売れるとは凄まじい人気です。転売屋も参戦しているようですが、R5IIを転売しようと考えてるのは脳死転売ヤーですね。多分そんなにうまく売れないと思います。

私は結局手に入りませんでしたので次に発表される新機種、多分R6IIIになるかと思いますが、そっちに注力する予定です。その辺の話は昨日の臨時配信でお話ししておりますのでよろしければそちらもご覧ください。

2. Sony FE85mmF1.4GMII発表

Sony公式サイト

ソニーから新しいレンズが発表されました。だいぶ前から噂になっていましたFE85mmF1.4 GM IIです。解像度が上がってAF速度が上がって値段も爆上がりしましたね。現行品が実売23マン。

市場推定価格30万ということでかなり値上がりしますね。ソニーの言う市場推定価格って希望小売価格と違うんだよね。多分28万円くらいだと思います。現状から5万円くらい値上がりする感じですかね。この発売に伴い旧モデルの希望小売価格が265100円に上がると書かれています。現状実売が228000円ですから1万円ほど値上がりしそうです。

ソニーのレンズもキヤノンを高い高いと言えなくなってきてるんじゃないですかね。9/20発売で、予約は9/3からとのことです。

Wさんフライング公開
このレンズに関して登録35万人の某ユーチューバーWさんがおそらく公開日時を誤って一日前にフライング公開してしまったようですね。当然ながらその動画は非公開となり、正式発表後の今も公開されておりません。多分お蔵でしょうね。底辺ユーチューバー的には今後ソニーの対応をゆるーく注目しております。

3. TamronがZマウント 50-400F4.5-6.3 DiIII VC VXD発表

Tamron公式サイト

タムロンから新しいレンズが発表されました。と言っても2022年に発売されたEマウント版が発売されたレンズのZマウント版です。元のレンズは実売が15万くらいですが、これは公式通販価格が19万弱ということでおそらく17万円くらいになりそうで、Eマウント版より2万円ほど高くなります。これはZマウントのライセンス料ですね。

他社の100-400と同程度の大きさで50mmまで伸びたレンズということで使い勝手は良さそうですよね。結構歪曲が割とすごいという話なので何でも万能というわけにはいかないでしょうが、運動会とか動物園とかで活躍しそうですね。山歩きにも良さそうですね。

発売は9/19とのことです。

4. Sigma 新製品発表を予告

Sigma公式サイト

シグマが新製品発表を予告しました。これは以前から噂になっておりました28-105F2.8ではないかと言われておりましたが、早速画像がリークされております。こちらです。

ということでArt ラインで伸びるズーム。ズーム方向はキヤノン方向。AFMFスイッチは見えますがどうやらOSスイッチが確認できないので手ぶれ補正の有無は不明ですね。軽量化のためにオミットされた可能性もあります。安く軽くするためにはやむを得ないかもしれません。あとは価格ですが、キヤノンの24-105は3000ドル。半額くらいで出ればかなりインパクトありますね。

記事によるとフィルター系82mmで重さは990gということで1Kgを切るようです。これはいいですねえ。これだけでLマウント欲しいと思わせるレンズですね。Eマウント欲しいにならないのはEマウントはサードパーティがナーフされるからです。いまからLマウント買うなら何ですかね。S5M2かな。DJIのミラーレスがLマウントという噂もありますんで、それも注目したいですね。あとはS1Rの中古とかいいかもしれません。

5. S1R後継に関する噂

SARのYoutubeでS1Rの後継に関する噂の動画が公開されました。その動画によりますと、ライカのSL3と同等仕様のS1RIIが発表される予定だったが、どうやら来年になるようで、その代わりにS1HIIを発表するということだそうです。S1HIIに関してはこれまであんまり噂になってないのでスペックは不明ですね。

原稿S1Hは2019年発売。フルサイズセンサー搭載機では初めて4K60P対応した2400万画素最大6K24pでファンを内蔵した動画向けカメラでミラーレスで初めてNetflixの認定カメラになったカメラとして有名です。どうやら後継機で解像度は大きく変わらないようですが、DRブーストが乗っかり、DRモンスターになりそうですね。16Stopとかいけると結構いいですねえ。panaはS9に乗っかったARRI Log C3が搭載されたりしているので、多分ARRIとの連携を高めてくると見ています。

PanaはEVA1とかVaricamとか往年のシネマカメラをもうやめてしまったので、ARRIとの協業でシネマの世界に片足を突っ込み続けたいんだと思います。ライカとの協業もそうですが、パナはイノベーションよりサポート的な開発が得意なんだよね。そんなわけでARRIと一緒に使える小さいシステムの地位を狙ってそうです。そうなるとmicroARRIという立ち位置で一定の需要が見込めますね。ARRIのシネマカメラでALEXA35というS35センサーのカメラはなんと17stopで8万ドルもするので、とても個人では買えませんので、microARRI的な立ち位置は結構いいと思いますよ。

S1R後継の公開を遅らせることになった事情に

興味がありますが、スチルよりシネマに注力したいのか、LeicaSL3との関係でなにかあったのか色々と可能性はありそうです。まあ下衆の勘ぐりです。

6. APO43mmF2のLeica Q3?

LeicaRumors記事

パナソニックとの協業つながりでLeicaの話題。Leoicaルーマーより。Q3の派生モデルに関する噂が掲載されています。記事によりますと、実際の焦点距離はまだ100%確定していないが、40mmに非常に近くなり、正式な発表は年内(2024年)とのことです。

GRx的な展開ですね。まあ出せば売れるんでいいですよね。焦点距離はまだわからないようですが43mmといえばペンタックスのLimitedレンズを思い出す焦点距離でマニア心をくすぐりますね。Q3は6100万画素で28mmレンズ搭載。レンズは初代Qのものから据え置きなので6100万画素の解像度に追いついてないという話もありますし、新レンズしかもAPOというのは良さそうですね。

APOってのはアポクロマートのことで、APOレンズ(アポクロマートレンズ)とは、特に色収差を最小限に抑えるために設計された特殊なレンズです。色収差とは、光の異なる波長(色)がレンズを通過する際に異なる屈折率を持つため、像に色のにじみやボケが生じる現象です。これを防ぐために、APOレンズは光の3つの異なる波長(通常は赤、緑、青)の収差を補正し、ほぼ同じ焦点に合わせることができます。

APOレンズの技術的な特徴とその効果についての詳細です。

  • 色収差の補正: 通常のレンズ(アクロマートレンズ)は、2つの波長(通常は赤と青)について色収差を補正しますが、APOレンズは3つの波長に対して色収差を補正します。このため、APOレンズは残留色収差が非常に少なく、より鮮明で色再現性の高い画像を提供します。
  • 使用される特殊なガラス材料: APOレンズには、低分散ガラスや異常分散ガラスなどの特殊なガラス材料が使用されることが多いです。これにより、各色の光の屈折を精密に調整し、色収差を効果的に抑えます。また、ED(超低分散)ガラスやFL(蛍石)エレメントを使用することで、さらに高い補正効果を実現しています。
  • 非球面レンズの使用: APOレンズには非球面レンズが組み込まれることが多く、これにより球面収差も抑制されます。非球面レンズは、レンズの表面が非球面形状をしており、光の屈折を精密に制御することで、画面全体で高い解像力を保つことができます。
  • 高解像度とコントラストの維持: APOレンズは、色収差と球面収差の補正が優れているため、高解像度と高いコントラストを実現します。これにより、風景写真や天体写真などの高精細な画像が求められる撮影において、非常に効果的です。

ということで当然高いです。Leicaのアポズミは50mmも335mmも130万円です。Q3のAPOはAFだしおそらくLeicaは作らないと思いますが、おそらくAPOがつくだけで信仰の対象なので150万は越えてくるでしょうねえ。GRIIIxを買いましょう。

7. キヤノン RF-Sの2.8通しズーム?

CanonRumors記事

キヤノンからAPS-C用の通しズームが計画されているようです。
記事によるとキヤノンEF-S 17-55mm F2.8 IS USMは、光学的には素晴らしいレンズだったが、いくつかのビルドクオリティの問題に悩まされていた。ホコリは画像には影響しないが、箱から取り出して数日間使用し、ホコリが溜まっているのを見るのは煩わしかった。

現時点では焦点距離を推測できないが、あるソースによると、RF-S/APS-Cには24-70と70-200相当のレンズが用意されるようだ。ということでざっと計算して、RF-S 15-45mm F2.8とRF-S 45-125mm F2.8になる。どちらも “L “レンズになるとは思わないとしています。

この予想のレンズは中途半端な感じがするので 15-55とか45-150とかだといいですねえ。記事の中ではAPS-Cのラインナップが2025年にいくつかの出ることは分かっており、いくつかの兆候は7シリーズがEFマウント時代のように再び市場に戻ってくることを示しているとしており、ます。

今の所フルサイズを持っている各社でAPS-Cフラッグシップ的な展開をしている会社はないので、R7IIで7D再びとなった場合は確実に一定の需要を満たすことができそうですから、この動きはとても楽しみですね。

と言ったところで本日はおしまい。来週も通常通りです。よろしくお願いいたします。


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