カメニュー2024/09/21号

 

1.Hasselblad 限定モデルが登場

https://www.hasselblad.com/ja-jp/x-system/x2d-100c-earth-explorer-limited-edition/

Hasselbladが200万円の限定モデルを発表しました。高級カメラ市場向けにリリースされたこのモデルは、プロフェッショナルフォトグラファーやコレクターにとって特別な一台となるでしょう。内容は特別カラーとストラップ、XCD55mmが付属しているみたいですね。価格は213万円ということで、まったく買える気はしませんが、1000台限定ってそれもう限定ちゃうやろくらい台数多いと思うんですがどうなんでしょう。
来年でも買えそうなよかんがします。日本に何台くらい入ってくるんでしょうか。
色がかっこいいですねえ。お金があれば欲しいです。でもハッセル買うなら100CVがいいかな。

続いてコラボモデルの話題。

2.Nikon Zfc コラボモデル

https://www.heralbony.jp/topics/2793

NikonのZfcが新たにコラボモデルを発表しました。このコラボは、Zfcのクラシカルなデザインと現代のファッションやライフスタイルに合わせた特別版で、既存のデザインに個性を加えたものです。このリリースにヘラルボニーに関する表記がほとんどないので補足します。

ヘラルボニー株式会社は、いわゆる知的障害と呼ばれる様々な個性のあるアーティストたちと協力し、彼らの作品をライセンス化して様々なビジネス展開を行う日本の企業です。ヘラルボニーの活動は、福祉とアート、ビジネスの交差点に位置しており、「異彩を、放て。」というミッションを掲げています。契約アーティストを「支援される存在」としてではなく、経済的にも活躍できるビジネスパートナーとして捉えています
創業者の松田崇弥さんと文登さんの双子兄弟は、重度の自閉症を持つ兄との経験を通じ、社会に根強い障害に対する偏見を変えたいという強い思いを抱きました。知的障害を持つアーティストたちが自然な欲求から生み出す高純度な作品に感銘を受け、それを社会的な価値として高めるビジネスモデルを構築しました ヘラルボニーはアート作品を使ったブランド商品や企業とのコラボレーションプロジェクトを手掛けており、数多くの大手企業とも提携しています。
例えば、航空会社の機内サービスやクレジットカードのデザインにアートを提供するなど、多岐にわたるプロジェクトを通じて福祉のイメージを変え、社会に新たな文化を創造しています
このように、ヘラルボニーはアートを通じて社会的なインパクトを生み出しながら、福祉を新たな視点で捉え直す挑戦を続けています。

ということで、そもそもこの『障害』というのもいわゆる健常者の価値観で、社会生活を送る上で障害となる個性を持った人のことをそう呼んでいました。そしてそういう個性を持っている人は特定の分野でいわゆる健常者が成し得ない才能を持っていたり、突出した能力を持っていたりします。しかし、それら個性を治療すべき状態と捉えていた時代の言葉です。いまでもわかりやすいので使われることがありますが、現代ではその言葉は推奨されなくなってきています。現代では社会的アプローチがすすんで、彼らのような個性を持った人が暮らせる社会的障害を取り除くべきであるという考え方にシフトしつつあります。なのでヘラルボニー社のような取り組みは非常に素晴らしいですね。
かつて天才と呼ばれた偉人たちの多く、ダビンチ、モーツアルト、アインシュタイン、坂本龍馬、織田信長などはいわゆる”知的障害”だったのでは?という話もありますし、実際に検証した論文とかもありますしね。実際は分かりませんが。

3.Leica Q3 43の画像

https://leicarumors.com

噂になっていたLeicaQ3の43mm版の画像が出てきたようです。

ほんとだったんですね。画像からスペックがいくらか分かりますね。

・マクロモードを内蔵した新しいAPO-Summicron 43 f/2 ASPH固定レンズ

・トリプル解像度テクノロジー搭載BSIセンサー(18/36/60MP)+最大8K動画

・ISO 50~100.000

・ハイブリッドAFシステム(PDAF + コントラスト検出 + 被写体検出)

・ライカUXと直感的な操作性

・グレーのレザー調素材を採用した新カラー

・Leica FOTOSアプリによる高速で便利な接続性

・Leica FOTOSアプリでLeica Looksプリセットをカメラに直接ダウンロード

ということで価格は6800ユーロということで単純計算で110万円くらいでしょうか。

4.FUJIFILM X-M5の噂

https://www.fujirumors.com/report-fujifilm-x-m5-release-in-october-26mp-4k-120p-cheap-build-quality-and-made-in-thailand/

10月にリリースが噂されている「FUJIFILM X-M5」では、26MPのセンサー、4K 120fpsの撮影機能を備え、コスト削減のためタイ製になる可能性が示唆されています。これがエントリーレベルの新たな選択肢として注目されています

記事によりますと

中国の微博(ウェイボー)アカウント「独立摄影师联合会(独立撮影師連合会)」は、富士フイルムX-M5の実機を入手したと発表した。彼の中国語のツイートにはこうある:

富士フイルムXM5の実物を見た。出来はあまり良くないと思う。来月には発売されるだろう。

更新:プロトタイプなので、どうりで少し緩い感じがするわけだ [ドゲ] 珍しい配色で、なかなかカッコイイ。

これもFF240002というコードに隠されたカメラだ。

数日後のフォローアップツイートで、中国のアカウントはいくつかのスペックをここで共有した:

– 26MP X-Trans BSIイメージセンサー

– X-Processor 5イメージプロセッサー

– 3インチバリアングル タッチスクリーン

– 4K60pビデオ(クロップモードでは4K120p)

– Vlogモード

– 425点ハイブリッドオートフォーカスシステム

– 20種類のフィルムシミュレーション内蔵

– BluetoothおよびWi-Fi

– 2024年10月発売予定

ちょっとした好奇心:以前、富士フイルムの最も安いカメラがタイでバカ売れし、ミラーレスカメラ市場の50%のシェアを獲得したことがあった。

富士フイルムX-M5がタイでX-Aラインと同じような成功を収めることができるかどうか見てみよう。2018年当時とは時代が変わり、スマートフォンのカメラがさらに良くなっているため、私はそうは思わないが。また、外出先でコンテンツを撮影するVloggerにとって、画質にこだわらないのであれば、DJI Osmo Pocket 3などの方が便利かもしれない。

しかし、X-M5がどうなるか見てみよう。

個人的には興味はないが、富士フイルムX-M5が私をポジティブに驚かせる側面を持っていることを期待している。富士フイルム(Xactiと言うべきか)は、最も安価なカメラにいくつかのアイデアを搭載し、非常に独創的であった。

このスペックを見る限り、X-S20のお下がりEVFなしモデルというところでしょうか。

だいぶ久しぶりに出る廉価グレードでどうやらVLOGカム的な位置付けになるみたいですね。

X-Mシリーズは10年前のX-M1以降作られていないわけですが、実に10年ぶりの復活になるみたいです。

当時もエントリーグレードではあるものの、中身は上位機種と同等ということで評価の高かったモデルで、当時はダブルレンズキットで10万円を切る価格だった。フラッシュ内蔵で散ると液晶だったが、それが装いを変えてVlogカムとして復活するということで注目したい。

5.DJI Osmo Action 5 発表 GoProがこの先生き残るには?

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000309.000015765.html

DJIの新型アクションカメラ「Osmo Action 5」が登場しました。この新製品は、より高い耐久性とパフォーマンスを追求したもので、GoProとの激しい競争が続く中で注目を集めています。

まずはざっくりスペックをおさらいします。

Actioon5PROスペック

・2.4 μmのピクセルサイズと最大13.5ストップのダイナミックレンジを持つ、次世代1/1.3インチセンサー

・4時間駆動

・被写体トラッキング

・水圧系高度計搭載で自動録画

・47GB内蔵ストレージ

など
実際に自分も使用しましたが、かなりの完成度だと思ってます。正直GOPROは危ないと思います。
というのも、GOPROはドローンなどにも手を出しましたが、振るわず、結局アクションカム専業になっています。
特集1:GoProがこの先生き残るには?というテーマで
GoProは長年にわたりアクションカメラ市場をリードしてきましたが、現在はDJIなどの競合が強力に追い上げています。特に、今回発表された「Osmo Action 5」は、GoProのポジションを脅かす存在となっています。では、GoProが今後もこの市場で生き残るためには、どのような戦略が必要でしょうか?
・ブランド力を活かした戦略
GoProはすでに「アクションカメラの代名詞」としてのブランド力を持っています。このブランド力をさらに強化し、GoProのエコシステムを広げ、ユーザーに単なるカメラ以上の価値を提供することが重要です。
・イノベーションと差別化
他のメーカーが技術を追い上げている中、GoProは新しい特化機能やユニークな体験を提供することで差別化を図るべきです。耐久性やプロフェッショナル向けの機能を強化することで、競争に勝ち続けることができるでしょう。

ソニーの初代ウォークマンは1979年7月1日に発売され、携帯音楽プレイヤーとして大成功を収めました
一方、AppleのiPodは2001年10月に登場し、デジタル音楽プレイヤー市場を一変させました
この両者は、携帯音楽プレイヤーの象徴として、それぞれの時代に革新を起こしましたが、ソニーのウォークマンはiPodの登場とデジタル音楽の普及によりその市場での地位を大きく失いました。
この歴史を振り返り、GoProの現在の状況に重ねることができます。GoProはアクションカム市場で初期のリーダーでしたが、今やDJIのOsmo Actionのような競合製品がその市場を揺さぶっています。ちょうどウォークマンがiPodの登場によって追い込まれたように、GoProもまた、市場での地位を守るために革新が求められている状況です。また、GoProの現状をSonyのウォークマンとAppleのiPodとの関係に例えて、ウォークマンが市場のリーダーから退いたように、GoProも革新を怠ると同じ道をたどる可能性があります。
「市場の主役の交代が約20年ごとに起きている」と言っても大きな問題はないでしょう。実際、ソニーのウォークマンは1979年に登場し、約20年後の1990年代後半から2000年代初頭にかけて、AppleのiPod(2001年発売)によってその市場の主導権を奪われました
一方、GoProは2004年に登場し、アクションカメラ市場を約20年近くリードしてきましたが、現在はDJIなどの競合が強力になり、その市場でのリーダーシップが揺らぎつつあります
この歴史のサイクルを考えると、技術革新のスパンが約20年ごとに変わっていることを指摘するのは自然な流れです。そんなDJIはミラーレスの歴史も塗り変えようとしているのかもしれません。続いて噂です。

6.DJIとHUAWEIの協業の噂・カメラの未来とは?

https://www.digitalcameraworld.com/news/so-crazy-it-might-just-be-true-are-dji-and-huawei-really-making-a-camera

Actionカムの世代交代という話の流れでミラーレスにもイノベーションの流れが起きるかもしれません。

以下記事引用

”DJIがおそらくHuaweiとミラーレスカメラを製造しているという噂が広まっており、業界を完全に変革する可能性があります。
先月、DJIがミラーレスカメラの発売を計画しているという噂がありました。現在、これらの噂はファーウェイを含むように進化しており、2つの中国の巨人が協力して新しいレンズ交換式カメラ[ILC]をリリースする可能性があるという憶測があります。
これは絶対に巨大で、業界を完全に変える可能性があると言うことから始めますが、夢中になりすぎる前に、物事の横にいくつかのアスタリスクを配置する必要があります。
まず、すべてのカメラの噂と同様に、これは自動的に塩の塊で撮影する必要があります。そして、Huaweiをミックスに追加することになると、この情報は3月に書かれたWeiboの投稿から来ています。2つのポイントには、さらに2つのナトリウムが必要です。
前述のように、これは3月にウェブサイトのFast Technologyによって発掘された中国のソーシャルメディアネットワークWeiboからの投稿です。
「HuaweiはDJIと手を組んで一眼レフカメラ市場に参入する可能性があります。ご存知のように、DJIはドローンの分野で強力な技術力を持っており、独自の高度な防振技術とインテリジェントな飛行撮影モードを一眼レフカメラに適用します。ファーウェイは、より良い画質とより便利な操作体験をもたらすことができる携帯電話写真の分野で豊富な経験と技術を持っています。
「中国の2つの強力なテクノロジー企業が力を合わせれば、ニコン、キヤノン、ソニーなどの伝統的な一眼レフカメラブランドに強い影響を与えると考えられています。一眼レフカメラの分野では、彼らが「はるかに先を行く」可能性さえ非常に高いです。”

との内容です。

DJIとHuaweiが協業してカメラを開発するという噂が広まっています。もしこれが実現すれば、カメラ業界にどのような影響を与えるでしょうか?
従来のカメラ業界は、Canon、Sony、Nikonなどの日本メーカーが支配していますが、
これまで、フォームファクターや機能に大きな革新がない中で、スマートフォンによるコンパクトカメラの市場代替が進んでいます。このような背景から、DJIとHuaweiの協業は、現代のニーズに応じた新たなカメラを生み出す可能性があります。この協業の結果がいつ齎されるかは不明ですが、カメラの未来が大きく変わる可能性があるんじゃないかと思います。

ミラーレスカメラのの主要な進化の流れをおさらいしましょう。
ミラーレス簡単歴史
2008年:LUMIX G1の登場
パナソニックのG1が世界初のミラーレスカメラとして市場に登場し、コンパクトで軽量ながら、レンズ交換式カメラの性能を提供する新しいジャンルを確立しました。これがマイクロフォーサーズシステムの始まりです
2010年代初頭:各メーカーの参入
ソニーが2010年に「NEXシリーズ」を発表し、APS-Cセンサーを搭載したミラーレスカメラ市場に参入。これが後に「α(Alpha)」シリーズとして発展し、フルサイズセンサーのミラーレスカメラをリードする存在に成長しました。オリンパスや富士フイルムも、この頃からミラーレス市場に積極的に参入しました。
2013年:フルサイズミラーレスの登場
ソニーは2013年に世界初のフルサイズミラーレスカメラ「α7シリーズ」を発表しました。これにより、ミラーレスカメラはプロフェッショナル向け市場にも進出し、高画質を求めるユーザーに支持されるようになります
2018年:主要メーカーのフルサイズミラーレス市場参入
2018年にはキヤノンが「EOS R」、ニコンが「Zシリーズ」をそれぞれ発表し、フルサイズミラーレス市場が本格的に拡大しました。これにより、従来の一眼レフカメラの市場に大きな変革が訪れ、プロフェッショナル向けのフルサイズミラーレスが主流となりつつあります。
現在:次世代の進化へ
現在、各メーカーは高速連写、強力なオートフォーカス、動画撮影性能の強化に注力し、ミラーレスカメラは静止画だけでなく、映像制作分野でも重要なツールとなっています。また、AI技術やデータ連携の進化により、カメラ自体がよりスマートな撮影体験を提供する方向に進化しています。
ミラーレスカメラは、軽量化と性能向上を実現し、これまでのデジタル一眼レフカメラの枠を超えてカメラ市場をリードする存在となっていましたが、
このコンピュテーショナルなアプローチはすでにスマホが先んじており、この辺がヒントになりそうな気がしますね。

ただ、これまでスマホとカメラメーカーの協業は大きな成功を収めていないこともあり、単なる合体ではなく、より抜本的なイノベーションを期待したいですね。
というわけで想像力が乏しい私が考えると例えば
・GXRのようなより超小型のレンズ交換式モジュラー式カメラ
スマホにもなる、ドローンにも乗る、いわゆるカメラにもなる、アクションカムにもなるみたいな
スマホのSocを利用した超小型の
・クラウドベースで画像処理を瞬時に行うカメラ
皆さんはどんなカメラになると思いますか?

7.キヤノンR5IIファームウェアアップデートの噂

https://www.canonrumors.com/canon-eos-r5-mark-ii-firmware-update-coming-this-month/
以下は、Canon EOS R5 Mark IIに関するファームウェアv.1.0.1のアップデート情報の翻訳です:

”Canon EOS R5 Mark IIファームウェアv.1.0.1の導入開始
Canonは、修理されたCanon EOS R5 Mark IIのボディに、ファームウェアv.1.0.1をインストールし始めました。このアップデートは、ビデオ撮影中に画面が緑色に変わる問題に対処しているようです。他にもいくつかのバグが残っており、これらも短期間で修正される予定です。昨日述べた通り、9月末までに新たなアップデートが提供される見込みです。将来的なファームウェアアップデートに関する情報は滅多に得られませんが、時々、先行情報が入ることがあります。新しいファームウェアは9月26日、RF 28-70mm f/2.8 IS STMの出荷日までにリリースされる予定です。ただし、バグの発見によりリリースが遅れる可能性もあり、Canonは過去にEOS R6やEOS R5のファームウェアをバグのために取り下げたことがあります。今回のファームウェアアップデートでは、ユーザーが報告しているバグが多数修正されることが予想されます。また、「価値ある機能追加」があるとも伝えられています。特に、写真家にとって有益な新機能が追加されることを期待しています。引き続き、Canon EOS R5 Mark IIの改善が進んでいることは、ユーザーにとって嬉しいニュースですね!新機能の追加にも期待が高まります。ファームウェアの更新がカメラの性能をさらに引き上げてくれることを楽しみにしましょう!”

いろいろバグが報告されており、対応ファームが9月中にも出そうです。また、おそらくあらかじめ予定されていた機能追加も行われるようですね。その機能がなんなのかは全く分かりませんが、NikonZのようなこまめなアップデートがあるといいですね。

そんなわけで、世間的に色々評価の出揃ったR5mkIIですが、この辺で三つあるR5についてまとめてみたいと思います。

特集:Canon R5シリーズの比較

R5 IIの進化をまず強調
「まず、R5 IIはAF性能が劇的に進化しました。動きの速い被写体に対する追従性や、低光量下でのピント合わせが以前のモデルより大幅に改善されています。これは、動きの多い撮影シーンや動画撮影に非常に有利です。」

一方で静止画の話に移行
「ただし、写真の画質に関しては、R5と比べて少し異なる意見もあります。特に、色再現やノイズ処理の面で、R5の方が好まれるという声も一部では聞かれます。」

具体例で視覚化
「例えば、ポートレート撮影や風景撮影など、細部までクリアに描写したい場合、R5の方がよりシャープで自然な描写をするというレビューも見られます。この点で、必ずしもR5 IIがすべての点でR5を上回っているわけではない、という考え方もあります。」

それぞれの強みを再確認
「ですので、R5 IIはAFや動画性能で圧倒的な進化を遂げましたが、写真に特化したユーザーにとってはR5も依然として魅力的な選択肢となるかもしれません。また、R5から動画性能も大幅に向上しましたが、完璧ではありません。高ビットレートの収録では熱対策で収録時間がかなり限られますので、ハイブリッド機としてレベルが上がりましたが、積層センサー化とDIGICアクセラレーターの搭載によりAF関連は相当よくなりましたが、画質が多少犠牲になっているかもしれない点、動画に関しても動画機としては完璧ではない点など、R5シリーズに関しては初代5、Cともにいまだに競争力のあるカメラということができると思います。」

1. 基本性能の違いを強調する

  • EOS R5(48万 中古33万):一般的なハイエンドのフルフレームミラーレスカメラ。写真と動画の両方をバランスよくカバーし、プロフェッショナルからハイアマチュアまで幅広いユーザーに対応。8K動画対応が魅力だが、そもそも30分制限がある上、高ビットレートの動画撮影には熱による時間制限が発生するため、静止画撮影がメインのユーザーに向いている。R5IIが多少画質を犠牲にして速度に振っているため、
  • EOS R5 II(58万):R5をさらに進化させたモデルで、熱管理が改善され、8Kや4Kでの長時間撮影が可能に。最新のオートフォーカス技術や改良された手ぶれ補正により、動画撮影にも適しており、ハイブリッド撮影をするクリエイター向け。
  • EOS R5C(51万 中古45万):R5にシネマ機能を追加したモデル。C-LogやRAWでの動画撮影が可能で、専用の冷却システムを搭載しているため、長時間の動画撮影に強い。映画やドキュメンタリーなど、プロの映像制作に特化したクリエイター向け。

2. 使用シーン別のおすすめポイント

  • EOS R5:旅行やスポーツ、ポートレート撮影など、高速なAFと高解像度が求められる場面に強い。高品質な静止画と短いクリップの動画撮影を行うクリエイター向け。
  • EOS R5 II:イベント撮影や長時間の動画撮影が必要なウェディングやYouTubeクリエイターにおすすめ。さらに進化した動画性能を持ちながらも、静止画性能も抜群。
  • EOS R5C:完全に動画制作に特化しており、映画撮影や映像プロジェクトを行うユーザーに最適。長時間の8K RAW録画が可能で、シネマラインの機能を活かした高度な編集を必要とするプロフェッショナル向け。
    個人的には静止画にも動画にもこだわりたい人にはR5Cがいまだにお勧め。

3. わかりやすい比較形式

機種解像度手ぶれ補正動画撮影熱対策対象ユーザー
R545MPあり30分制限 厳しい静止画メイン
R5 II積層45MPあり8KRAW+4K SRAW改善ハイブリッド
R5C45MPなし8K RAW ST完全対策動画プロ向け
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