副業カメラマンの世界へようこそ。
そこのカメラが趣味のあなた!副業カメラマンになって、独立できないまでも、せめて新しい機材を気兼ねなく買えるようになったらいいと思いませんか?
目次
- 0.0.1 ▶︎副業カメラマンの定義
- 0.0.2 ▶︎対象者
- 0.0.3 ▶︎副業カメラマンの種類
- 0.0.4 ▶︎出張カメラマンに必要なもの
- 0.0.5 ▶︎スポーツ系もあるよ
- 0.0.6 ▶︎出張カメラマンとは何か
- 0.0.7 ▶︎出張撮影とは
- 0.0.8 ▶︎カメラマンにとっては難しい出張撮影
- 0.0.9 ▶︎クライアントから見ればプロカメラマンです
- 0.0.10 ▶︎プロとしてお客様の期待値をクリアする
- 0.0.11 ▶︎お客さんはあなたの作品が欲しいわけではない
- 0.0.12 ▶︎作家性を出したければ最低限をクリアしてから
- 0.0.13 ▶︎お客さんとコミュニケーションが取れれば9割成功。
- 0.0.14 ▶︎次回
- 1 関連
▶︎副業カメラマンの定義
ここでいう副業カメラマンとは、会社などに勤めながら、余暇時間でカメラの腕、知識を使ってお金を稼ぐ人のことをいいます。
▶︎対象者
カメラの使い方講座ではないので、ある一定以上のカメラの腕前を持っている人を対象にしています。
中級以上のレンズ交換式カメラを使用していて、マニュアルモードで思った通りの明るさの写真が撮れる技術・知識がある人。ライトルーム、フォトショップが扱える人。
その辺りに自信がない方は、カメラの勉強をまずした方が良いと思います。ご希望があればスタジオで講座やります。
※ストロボは使えるとなお良いですが、ストロボに自信のない方は、そういう案件は受けない方が良いです。悲惨なことになる可能性があります。
▶︎副業カメラマンの種類
副業カメラマンと言ってもいくつか手段があります。
ピクスタなどの販売系、出張撮影、写真コンテストの賞金などなど、
あなたに何が向いてるかとかそういう話は今回は行いません。
(こちらのワークショップがオススメです)
ここからしばらくは、Taichiが会社員時代にやっていた「出張撮影」について、実際の経験をもとに
やってみたいけどどうしたらいいかわからない!という人の背中を押す記事を書いて行こうと思います。
▶︎出張カメラマンに必要なもの
出張カメラマンで必要なものは「最低限のコミュニケーション能力」と「それなりにカメラをつかえる技術」です。
カメラマン派遣サービスも増えてきていまして、お客さんにとっても身近なサービスになりつつあり、カメラマンが足りない状況です。
カメラマンの登録サイトとして主だったところはこのあたり。 SKILOTS OURPHOTO fotowa INFOTO NETWORK (サイトごとに審査などがあります。登録編はまた別で記事にしますね。)
▶︎スポーツ系もあるよ
スポーツ、マラソン系に特化したサイトもありますが、今回はスポーツ系のお話はできません。
というのも副業を始める際におそらく最大手と思われる会社の面接を受けたのですが、恥ずかしながら不採用になりまして。
理由は教えてくれませんでしたが、きっとスポーツが嫌いなのがバレたのかもしれません笑
それ以降スポーツ系は縁がないと運動会ですら手を出していないのでお話できないというわけです。
詳しい方ならご紹介できますので、読者の方でご希望の方がいらっしゃったらご紹介できるかもしれません。
話を戻します。
▶︎出張カメラマンとは何か
ここではこれから出張撮影を始めようとしている人、出張撮影をやってみたいけどどうしていいか分からない人にTaichiの経験を元に、出張カメラマンのやり方お伝えする第一弾として、「出張撮影とはどういうものか」を簡単にご説明します。
▶︎出張撮影とは
クライアントが指定した場所へ出向いて撮影する事です。
主に人物を撮影する事が多いです。
人物撮影に限らず、発表会、ペット、芸術作品、建物などの依頼もありますが、ファミリー撮影が圧倒的に多いですし、
ファミリー撮影には全ての要素が詰まっているので、特に断らない限り、記事ではファミリー撮影を念頭に話を進めます。
▶︎カメラマンにとっては難しい出張撮影
撮影の希望の場所が自分の知らない場所であることがほとんどです。
光の条件、撮影スポット、季節ごと、時間帯ごとの人通りの多さなどがわからないので、
臨機応変さが必要です。ただでさえ考えることが多いですので、最初にお伝えした通り、カメラの設定は場面場面で無意識に変えられるくらいでないとテンパります。
時間があれば撮影前の同曜日、同時刻にロケハンが必要でしょう。
▶︎クライアントから見ればプロカメラマンです
依頼を受けた瞬間から、あなたはプロです。さらにいうと、雇われているわけです。
お客様からの質問などには速やかに応えるようにしましょう。丁寧に。
▶︎プロとしてお客様の期待値をクリアする
最低限必要なのは、お客様の期待値をクリアすることです。
プロカメラマンに求められる期待値ってとても高そうですが、ファミリーフォトなどの場合、その期待値は決して高くないです。
▶︎お客さんはあなたの作品が欲しいわけではない
「インスタ映え」なんていう言葉がありますが、観光地で行列を作ってみんな同じポーズ同じ構図で撮ってる光景を目にしますよね。カメラマンの皆さんだったら、自分ならこう撮るのに!と思ったりするかもしれません。
しかし、お客さんが撮って欲しいのは「みんなが撮ってるアレ」の自分バージョンです。
「ファミリーフォト」「七五三 写真」などと検索して出てきたおしゃれな写真を自分たちで撮って欲しいのです。
(もちろん事前に「こういうのでいいですか?」というコミュニケーションが必要ですよ!)
写真としては「よくある写真」ですが、それで良いのです。
お客さんはあなたの作品を求めているのではないのです。
▶︎作家性を出したければ最低限をクリアしてから
お客さんが望む写真が撮れた後、「こんなのも撮ってみました」ってあなたのアイデアを提案してみると、喜ばれることがあります(絶対ではありませんよ)これは+αになりますし、気に入ってもらえれば必ずリピートにつながりますよ!
▶︎お客さんとコミュニケーションが取れれば9割成功。
大事なのはただ一つ。
お客さんがとってほしい写真のイメージを事前に共通認識にしましょう。
これを共有できれば仕事の半分は終わったと言っても過言ではありません。
あとは、現場でイメージに近い状態へお客さんを導いて然るべき設定で撮るだけです。
事前に、当日に、お客さんとのコミュニケーションがとれていれば9割成功なんです。簡単でしょ?
▶︎次回
さあ、意外と簡単。やる気になってきたことと思います。
うまくいけば新しいフルサイズミラーレスは半年で買えますよ!!
次回は、出張撮影の依頼を受けてから実際に撮影前日までの流れと注意点などをお伝えしたいと思います。何かご質問などあればお気軽にメールください!