目次
カメラニュースまとめ – 2024年6月1日号
1. Panasonicのストックフォト使用問題
Panasonicの新しいカメラ、S9の公式ウェブサイトに掲載された画像がストックフォトであることが判明し、インターネット上で議論を呼びました。具体的には、製品紹介ページやキャンペーンページで使用された画像が、他の企業やクリエイターが撮影したものでした。
反応と意見:
- 同情的な意見: 大規模なキャンペーンや短期間でのコンテンツ制作において、ストックフォトは便利であるという意見。
- 否定的な意見: 特にカメラ製品の広告において、自社製品を使って撮影した画像を使用すべきだという声。
Panasonicは、今後は自社で撮影した画像を積極的に使用する方針を発表しました。これにより、直近で予定されていたS9のイベントが中止されました。
個人的な見解:
Panasonicがストックフォトを使用したことについて、驚きは少なく、むしろ騒ぎすぎだと感じます。特に興味深かったのは、現行のフラッグシップS1Rの「Panasonicの目指す色」的な作例も、他のカメラで撮影されたストックフォトだったことです。
2. シグマが「DC DN」レンズの価格改定をアナウンス
シグマは5月29日からDC DNレンズの価格改定を発表しました。値上げの理由は、原材料費や製造物流コストの高騰です。特に、評判の良い18-50mmの価格が大幅に上がったことが注目されています。
3. シグマが6月3日の新製品発表を予告
シグマは6月3日に新製品発表を予告しました。新しいレンズ「28-45mm F1.8 DG DN Art」の発表が噂されています。
4. シグマ「28-45mm F1.8 DG DN Art」の詳細
シグマは、世界初のフルフレーム対応オートフォーカスズームレンズ「28-45mm F1.8 DG DN Art」を発表する予定です。重量は約1kg未満、フィルターサイズは82mmです。このレンズは、フルフレームバージョンの「18-35mm f/1.8 APS-Cレンズ」に似ており、幅広い撮影シーンに対応できます。
撮影用途とシリーズレンズの予想:
- 汎用撮影: 28mmから45mmの焦点距離範囲は、風景撮影からポートレート撮影まで幅広く対応。
- 低照度撮影: 明るいF1.8の開放絞りが暗所での撮影に有利。
- ボケ効果: 浅い被写界深度で美しいボケ効果が得られる。
- 動画撮影: 滑らかな絞り調整が可能。
- 高品質な描写: シグマの「ART」シリーズに属する高解像度・高コントラストの描写性能。
5. ニコン「Z6III」の発表が間近
Nikon Z6 IIIの発表が6月10日から12日の期間に行われるとの噂があります。Z6シリーズはこれまでも高い評価を得ており、新モデルの進化が期待されています。
考察ポイント:
- センサーと画像処理: 新しいセンサーや画像処理エンジンの搭載が予想される。
- オートフォーカスと連写性能: スポーツや野生動物の撮影に重要な性能の向上。
- 動画機能: 4Kまたは8K動画撮影機能の強化。
- ビルドクオリティとユーザビリティ: 耐候性や操作性の向上。
6. キヤノンUSAがシネマラインのカメラ登場を予告
キヤノンUSAが6月5日に新しいCinema EOSシリーズの製品を発表する予定です。この発表はYouTubeチャンネルで行われます。新製品はフルサイズセンサーを搭載し、RFマウントを採用しています。
7. 「EOS R5 Mark II」の新しい冷却機構と視線入力機能
Canon EOS R5 Mark IIは、新たな冷却機構と視線入力機能を搭載する予定です。冷却性能が向上し、新しいビデオ機能やAIを活用した機能が追加される見込みです。
肯定的な評価ポイント:
- 冷却ソリューションの改良: 新たに2つのベントが追加され、冷却性能が向上。
- 新しいビデオ機能: 多くの新機能が追加。
- エルゴノミクスの改良: 使用感に大きな影響を与える改善。
- スポーツおよび野生動物撮影向けのAI機能: 動きの激しい被写体を撮影する際に有利。
- 価格設定: 3999ドルという価格は妥当な範囲。
8. キヤノン「EOS R5 Mark II」の価格で3999ドル
Canon EOS R5 Mark IIの価格が3999ドルであることが確認されました。発表は7月、出荷は8月に開始される予定です。初代EOS R5の販売開始時の価格3899ドルとほとんど変わりません。
国内価格については、1ドル160円とすると公式価格は約62万円、実売価格は約56万円と予想されます。R5からの乗り換え需要に加えて、R1の仕様を見てR5IIの方が良いと判断する人も多いでしょう。争奪戦になることは必至ですので、皆さんは予約と資金の準備をお忘れなく。
以上、今週のカメラニュースでした。皆さんのコメントや意見をぜひお聞かせください。次回もお楽しみに!
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