目次
1. Pentax新しいフィルムカメラティーザー
Pentaxが新しいフィルムカメラのティーザー動画を公開しました。このカメラはスクエアフォーマットで、映像はありませんが、フィルムの巻き上げ音やシャッター音が楽しめます。動画の最後には「17」という数字が表示されます。この「17」はハーフサイズのフィルムの短辺の長さを示していると考えられ、カメラの名前も「Pentax17」になるのではと予想されます。
発売日や価格はまだ不明ですが、期待が高まります。ちなみに私はRolleiのAFフィルムカメラを600ドル(約10万円)で購入予定なので、Pentax17が5~6万円で購入できるなら、より手軽に楽しめそうです。ただ、ティーザー動画の再生数が少ないのが気になりますね。もっとスペックの情報が出ると盛り上がるかもしれません。
2. GRIII HDFが抽選販売に!
リコーのGRIIIが受注停止になっている中、新たに発売されたGRIII HDFバージョンが抽選販売になるそうです。直販限定で予約開始時にはアクセスが集中したため、抽選方式に切り替わったとのことです。
この抽選方式には賛否ありますが、個人的にはフジやリコーが受付時に納期を伝え、先払いでのオーダーのみ受け付ける方法が良いのではと思います。これなら本当に欲しい人に確実に届くでしょう。
3. パナソニックが5/23に新製品発表!
パナソニックが5月23日に新製品を発表予定です。噂されているのは「LUMIX S9」、コンパクトなフルフレームLマウントカメラです。以下、現時点でのスペック情報です:
- コンパクトなフルフレームカメラ
- 内蔵EVFなし
- S5IIの24MPセンサー搭載
- 専用LUTボタンでスタイル選択可能
- 4種類のボディカラー
- 価格はS5IIより200~300ドル安い
- 発表はロンドン時間で5月22日午後3時
同時に発表されるレンズは26mmパンケーキレンズ(F8)で、パンフォーカス狙いの設計です。カメラはVlogカムとしても使える仕様になっており、非常にコンパクトに使える点が魅力です。
ただ、メカシャッターがなく、コールドシューのためストロボが使えないなど、スチル向けではない部分もあります。パナソニックのG100のマイク性能も良いので、S9にも同様の機能が期待されます。国内価格は約19万8000円になると予想され、ZV-E1の28万円に比べると競争力があります。
このカメラはVlogカムとしての用途がメインとなりそうですが、コンパクトなフルフレームカメラを探している人には良い選択肢になるでしょう。
4. 富士フイルム新製品発表
富士フイルム株式会社は、最新のミラーレスデジタルカメラ「X-T50」および交換レンズ「XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR」を2024年6月より発売することを正式に発表しました。また、「GFX100S II」と超望遠単焦点レンズ「GF500mmF5.6 R LM OIS WR」も同時に発表されました。以下、各製品の詳細をご紹介します。
FUJIFILM X-T50
特長
- センサー: 4020万画素「X-Trans CMOS 5 HR」センサーを搭載し、ISO125を常用感度として使用可能。
- 電子シャッター: 最速1/180000秒。
- AI被写体検出AF: 動物、鳥、車、バイク、飛行機などをAIで検出。
- フィルムシミュレーション: 新たに「REALA ACE」を含む全20種類。
- デジタルテレコン機能: 1.4倍と2倍の拡大が可能。
- ボディ内手ブレ補正: 5軸・最大7.0段。質量は約438g。
- 動画機能: 6.2K/30Pの動画撮影が可能。
価格
- 米国: 1399ドル
- 日本: 約22.5万円
FUJIFILM XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR
特長
- レンズ構成: 非球面レンズ3枚、EDレンズ3枚を含む9群11枚。
- 最大撮影倍率: 0.3倍、最短撮影距離24cm。
- 重量: 約240g。
- 防塵・防滴・耐低温構造: -10℃の耐低温構造。
価格
- 米国: 699ドル
- 日本: 約9.8万円
FUJIFILM GFX100S II
特長
- センサー: 新開発の1億2百万画素「GFX 102MP CMOS II」センサー。
- ISO感度: ISO80を常用感度として使用可能。
- フィルムシミュレーション: 「REALA ACE」を含む全20種類。
- ピクセルシフトマルチショット: 約4億画素の画像生成が可能。
- 手ブレ補正: 5軸・最大8.0段。
- 連写性能: 最速7.0コマ/秒。
- 動画機能: 4K/30P 4:2:2 10bit、Apple ProRes対応。
価格
- 米国: 4999ドル
- 日本: 約78万円
FUJIFILM GF500mmF5.6 R LM OIS WR
特長
- 焦点距離: テレコンバーターとの組み合わせで最長700mm。
- レンズ構成: スーパーEDレンズ2枚、EDレンズ5枚を含む14群21枚。
- 重量: 約1375g。
- 手ブレ補正: 6.0段の強力な手ブレ補正機構。
価格
- 米国: 3499ドル
- 日本:約55万円
まとめ
富士フイルムの新製品は、画質、性能、操作性のすべてにおいて大幅な進化を遂げています。特に、X-T50とGFX100S IIは、高画質と高性能を兼ね備えたモデルとして注目されます。また、XF16-50mmF2.8-4.8とGF500mmF5.6は、軽量化と高性能を両立し、幅広い撮影シーンで活躍が期待されます。予約開始日などの詳細情報はまだ発表されていませんが、これらの製品は発売と同時に高い需要が予想されます。
5. キヤノン EOS R1を開発発表
キヤノンが新しいフラッグシップモデル「EOS R1」の開発を発表しました!プロフェッショナル向けカメラの新基準として登場するこのモデル、いくつかの興味深いポイントがあるのでまとめてみました。
モデル名 まず、モデル名が「EOS R1」になります。シリーズの一貫性が高まり、ユーザーにも親しみやすくなった印象です。プロフェッショナル向けのフラッグシップモデルとしての位置づけが明確になった点も見逃せません。
発売日と技術面の進化 発売日は2024年中を目標としていますが、具体的な日付はまだ発表されていません。これからの情報に期待が高まります。技術面では、新しい映像エンジンシステムやCMOSセンサーの開発が進んでおり、高速処理やオートフォーカス(AF)の進化が注目されています。特にスポーツ撮影向けの機能強化が図られており、被写体認識や追尾精度の向上が期待されます。
ディープラーニングとノイズ低減機能 さらに、ディープラーニングを活用したノイズ低減機能が搭載される予定です。これにより、低照度環境でもクリアな画像が撮影できるようになります。この技術の進化は、夜間撮影や暗所での撮影において大きなメリットとなるでしょう。
外観と操作性の改良 外観については、現行モデル「EOS R3」との類似点や差異が指摘されています。グリップのデザインやボタンの配置など、細部にわたる改良が施され、使いやすさが向上しています。新しいデザインは、長時間の撮影でも快適に使用できるように工夫されています。
バッテリーの互換性 バッテリーについても触れておきましょう。既存のLP-E19バッテリーの使用が可能とのことで、これは既存ユーザーにとって大きなメリットです。新しいバッテリーを購入する手間が省け、コスト面でも嬉しいポイントです。この互換性により、ユーザーは安心して新モデルへの移行を検討できるでしょう。
まとめと期待 「EOS R1」の詳細なスペックが明らかになることで、さらに注目が集まるでしょう。同時に、「EOS R5 II」との比較も話題になること間違いなしです。どちらを選ぶか、ユーザーの間で熱い議論が繰り広げられることでしょう。
今後の発表に期待しつつ、続報を待ちましょう。プロフェッショナルからアマチュアまで、カメラファンにとっては楽しみなニュースですね!