Taichiです。
はい。DIY番外編第2弾。第1段ではサイコロを作りました。あの後サイコロは6個にまで増殖してます。さて、今回はスタジオにはつきもののカポックを作ります。
カポックを作ろう。
カポックとは・・・。
発泡スチロール製の簡易レフ板。裏表を白黒に塗り分けてあることが多く、レフやハレ切りに使う板で、スタジオの必需品です。当初は作る気満々だったのですが、他の予算が圧迫してきて少し弱気になってた所、スタジオのお祝いに駆けつけてくれた仲間から「カポックは?」と次々とツッコミが…笑
もももももちろん作りますとも。
今回はサブロク(910mmx1820mm)、厚さ30mmの発泡スチロールを4枚使用して、片面黒、片面白を2枚1組で組み合わせて自立するように作ります。
ちなみにこれを某所で買うと厚さ25mmのものが1枚4,860円。さらにそれを360度開閉できるレフアダプターを付けると28,080円。それが2セットですので、大体6万円相当のDIYとなります。
作り方
①発泡スチロールを塗る
塗料は水性で発泡スチロール大丈夫なやつのつや消し黒。
間違ってもラッカー系で塗らない様に。後、必ず試し塗りをしましょう。
発泡スチロールもいろんな種類があるので、できれば見て買った方がいいですよ。
0.7Lでギリギリ4枚塗れました。
②テープをこんな感じに貼り合わせて蝶番を作る
今回はテープで貼り合わせます。360度ぴっちり開閉させたいので、この工作が必要になります。発泡スチロールの板厚分だけテープを粘着面同士でくっつけてあります。
③貼り合わせる
②のテープを白を白面、黒をもう一方の板の黒面に貼り、互い違いになる様にします。
薄い板なら不要ですが、板厚のあるものを360度開閉出来る様にするために必要です。
貼り合わせ方を説明するとえらい長くなるので、興味のある方はスタジオに見に来てくださるのが早いかと。
どちら側に閉じてもピッタリと閉じるようになります。写真は貼り合わせ済みで同じカポックです。どっちに閉じてもピッタリ。360度開閉できます。
④完成。
この後、縁をテープで補強して終了です。
お会計
発泡スチロール 3×6版 30mm 4枚 6,720円(送料込み)
ペンキ(つや消し黒)0.7L 1,700円
テープ(つや消し黒、白) 各750円 1,500円
材料費だけで1万円。5,000円/1setならお買い得ですね!
作業時間は大体2時間くらい。
見栄えはアレですし、耐久度も知れてますが、十分用が足ります。
スチレンボードなどで自作して置いてあるスタジオがありますが、あれは湿気でひん曲がって自立しなくなるので、はじめは安く済みますが、後で確実にゴミになります。
生まれて初めて作りましたが、なかなかうまくいきました!
皆さんもおうちで挑戦してみてね!