副業カメラマンのはじめ方<出張カメラマン編その3 撮影当日>

Taichiです。少し間が空いてしまいましたが、前回までの準備をしておけばもう9割成功です!ではいよいよ実践編。ドキドキすると思いますが大丈夫です!ではいってみましょう。いよいよ撮影です!

▪️当日の流れ

1.挨拶

初めましてが肝心です。笑顔で名乗って挨拶です。
服装は決まりはありません。清潔感がある格好なら何でもいいと思います。
アロハとかスウェット、ジャージで行くのは避けたほうが良いでしょうね。多分。

僕の場合、結婚式場ではさすがにスーツを着ますが、基本白シャツ+黒スキニー+場合によってジャケットという感じで、基本年中同じ格好をしています。これだと多少かしこまった席でも浮かないのでおすすめです。
カメラマンさんてみんな白シャツですよね!って言われたことがありますが、どうなんでしょうか?笑

2.撮影の流れを説明

挨拶が済んだら、準備してきた内容(前回参照)を簡単に説明しましょう。ここでスマホに作ったアルバムを見せて、どこでどんな写真を撮るのか大まかに流れを説明します。

3.撮影開始

あなたが主導権を握って、プランに従って撮影を進めてください。
この主導権を握るってところが重要です。待っててもだれも次どうしていいかわかりませんからね。
ロケハンも済んでるはずですからスムーズですね。写真の出来上がりに集中しましょう。
撮影ポイントからポイントへの移動時には、道のぬかるみ、ベビーカーの有無などでルートを変えるなどの配慮も忘れずに。

4.撮影した写真の確認

撮影しつつ、どんな写真が撮れているか画面で確認してもらいます。
これをする事で、綺麗に撮ってもらえてると安心させつつ、ここで初めてカメラマンの言うことに説得力が出てきますので、こまめに確認するようにしましょうね!

5.想定カットを撮り終えるまで繰り返し

撮影ポイントへ移動→撮影→確認→移動
と想定カットを撮り終えるまで繰り返すだけです。
ポイントからポイントへの移動の時にオフショット的なスナップを撮っておいたりすると喜ばれます。

6.最終確認

想定カットを撮り終えたら、全ての撮影をざざっと振り返って、他に欲しい写真がないか希望を聞いて、必要な場合は追加撮影して終了です。

7.データの受け渡し方法の確認

JPGでよいか(RAWでくれと言うお客さんにはあったことはないですが)。どのようにデータをお渡しするかを確認します。どの派遣サービスも独自のファイルサーバーを用意してますのでそれを使っても良いです。私は主にgigafile便でした。セキュリティを気にされる方には自前のNASに共有フォルダを作ってアクセスしてもらっていました。
納期もお伝えしましょう。

8.解散

これらを全て終えたら解散です。お客さんには「良い写真が撮れましたよ!」とお礼を言ってお見送りしましょう。

いやー、緊張しましたね。ホッと一息ついて休憩しましょう。でもあなたの仕事はまだ終わってませんよ!

9.納品

最後の一仕事です。お客様にお伝えした納期に間に合うように納品データを作ります。
僕の場合は撮影データからピンボケ、半目、テストショットなどを除き、似たカットは最も良いもの数点に絞り、水平を取り、必要に応じてトリミングし、ホワイトバランス、明るさを統一した上で、明暗差の大きい場面では細かく明るさを調整したりしてました。ある程度作業が発生しますので、そこも見越して見積もりするようにした方が良いでしょう。

■出張撮影ノウハウ集

そのうちあなたの身を助けるかもしれないあれこれ。

▶︎納品カット数

前回準備編で書き忘れてましたが、納品カット数ってどうやって決めればいいでしょうか。
料金の見積もりも自分で考えて出しますので、納品数はあなたが提示した料金に対するコストパフォーマンスを計る一つの指標となると思うので、きちんと提案したほうがいいです。
私は1時間で30~50枚平均。全部お渡し。として提案してました。

撮影はだいたい1時間前後で、挨拶やウォーミングアップ含めると多くても5箇所回るのがせいぜいです。
お子様がいる場合は集中できる時間が短いので、もっと少なくなるでしょう。
一箇所で数パターン撮るので、5箇所回ると3~40枚くらいになります。

移動中に自然な表情が撮れたりするので、スナップを織り交ぜつつで100枚くらいは納品できるレベルのものが撮れます。
そこから失敗カットを削除しても、だいたい50枚はいけるな。という程度の計算です。
これは人によってやり方が違うかなと思いますので、参考程度に。

▶︎料金の設定

せっかくの休日をつかうんですから、自分がもらえたら嬉しいなと思う金額で設定するのが良いと思います。せっかく頑張るんですから、納得の金額を提示してください。
「俺は1時間3万もらう!」と決めているならそれでも良いです。

もちろんそれでお客さんがつくかは別の話です。当然相場感やお客さんによって予算があるので、納得の落とし所を見積もり提案の時に試行錯誤して見てください。

仕事が欲しいからといってあまり安価で受けると、仕事は取れるようになりますが、絶対あとで自分が辛くなりますよ。

▶︎撮影は手短に
初めは撮れ高が心配でついつい長くなってしまいますが、長ければいいってもんではありません。

僕はいつも約束した時間の10分前くらいに終わることを目指してます。早ければ半分の時間で終わることもあります。同じ撮れ高があるなら早く終わったほうがお互いのためです。

▶︎子供の対応について

僕は声が低くて体もでかく、初めての子供にはだいたいなつかれません(爆)
ですので、子供のいる撮影は毎回吐きそうになりながら行ってます。

そんな僕でもギリギリなんとかなってる対処法をご紹介。

基本的に子供のご機嫌とりは親に任せる。
いきなり放棄かよ。と思わないこと!これが一番確実です。
事前のやり取りの中で、お子さんの好きなものとか、いつも遊んでるおもちゃを持ってきてもらうなどお願いしておくと良いでしょう。その際に協力をお願いしてしまうのです!
子供だけのカットの時にカメラの後ろで気を引いてもらったりすると一体感が生まれて和みますし結果良い写真が撮れますよ。

ただ、プロなんだからお前がなんとかしろ。と言われるケースも稀にありまして…。
そんな時のために、鳴り物やぬいぐるみなどをバッグに入れておくと捗ります。
僕は黄色い鳥のパペット(押すと鳴き声がする)をズーム操作の手に着けて気を引いたり、アンパンマンのお面かぶったりしてました。

▶︎お客様を楽しませる最も重要なテクニック

何も小粋なジョークを仕込めとか、軽妙な会話でみんなを引き込めとは言いません。みなさんはカメラマンです。カメラマンができる最大のエンターテインメントは良い写真を見せる事です。

僕はお客さんには、いちいち「この写真最高ですよ!いいのが撮れましたよ!!」って言いながら写真を見てもらいます。お客様を楽しませる一番のコツは自分もちゃんと楽しむ事です。

みなさん、カメラ好きなんだから良い写真撮れたら嬉しいでしょ?
その時は良い写真が撮れて嬉しい!ということをちゃんとお客さんにも共有しましょう。

そうすると、お客さんもこれでいいんだ!と安心してくれるし、カメラマンが楽しそうに写真を撮って、その写真を見て、ああでもないこうでもないと自然と家族の会話が弾んで、家族のコミュニケーションの時間にもなるのです。

その会話に混ざってしまえば、次はこうしてみましょうか。など、次の撮影への流れがとてもスムーズにいきます。

冗談を言えなくても、笑いを取れなくても良いのです。まずはいい写真が撮れた!とお客さんに報告してあげればいいんです。

▶︎何が良い写真か 依頼者が満足する写真のポイント

第一部でもお話しした通り、お客さんの期待を越えることが重要ですが、具体的にどうなのよ。ということでコレ。

「これは自分たちでは絶対に撮れない!」写真を撮ることが重要です。

ポイント

・背景の大きくボケた写真
・視点・構図・バリエーションの豊富さ
・カメラマンに言われて仕方なしにやる(という建前の)ちょっと恥ずかしいポーズ
・色がキレイ
・明るい写真
・笑顔の写真
・全員写っている

▶︎撮影の幅を広げるキーワード

同じ場所でもいろんなバリエーションが撮れます。

芝生で、森で、ベンチで、座って、寝転んで、ジャンプ、◯(花、建物、木など)の前で、◯に触れて、寄りかかって、抱き上げる、抱き寄せる、歩きながら、前ボケ、俯瞰で、アオリで、空を、シルエットで、手を繋いで、みんなでお話しして、お互いを見て、誰かを見て、目線を外して

▶︎バリエーションを増やせるグッズ

ロケ場所にもよりますが、ちょっとしたものを持っていると救われることがあります。シャボン玉は子供には効きます!
ガーランド、風船、プロップス類、造花、黒板、しゃぼん玉、ぬいぐるみ、レジャーシート(ブランケット)

▶︎見せカット

暗めに撮って後で修正するって人多いのでしょうか。
僕は明暗差が大きすぎるなど、露出が難しいとき以外は、明るめに撮ってる方だと思います。(重要なものが飛んでなければよし)

というのは、「後で修正しますんで」って見せた写真が暗いと、写ってる人たちのテンションがだだ下がるからです。

雑誌の撮影など、わかってるクライアントがいる場所ではそれでいいし、テザー撮影の時に簡単なプロファイルをあてて1段明るく見せたりもできるのですが、相手はカメラの知識のない方です。

あれ?この人に頼んで良かったのかな?って不安にさせてしまいます。
暗く撮っておきたい人は、必ずお客さんに見せる用の「明るくキレイ!」なカットを数カット撮っておくとお客さんのテンションが保てるのでオススメです。

さらに気を配るなら、撮影ルートの一発目は日陰っぽいところとか逆光、半逆光が狙える所を持ってきたりして、絶対綺麗に撮れるところからスタートしてお客さんの心を掴む工夫しましょう。

ただ、ご要望が直射日光バッチリのお宮の前など、どうにもならい時も勿論ありますので、そういう時は諦めが肝心です(爆)

▶︎副業として

・お客様から見ればあなたはプロです。
・何度も言いますが自分の作品撮りではありません。お客様が喜ぶ写真を撮ること。
・本業と両立させましょう。両立というのはどちらかをおろそかにしてはいけないということです。
・確定申告はちゃんとしましょう。下手するとクビになりますよ。就業規則はよく読んだ方がいいです
会社に知られたく無い場合は、多少手間をかける必要がありますが、可能です。

▪️写真の腕は実は重要ではない

もうお気付きの方もいると思いますが、出張撮影に関して言えば実はあなたの写真の腕はそれほど重要ではないです。必要なのは3つ。

・お客さんとのコミュニケーション
・事前の準備
・少しの撮影技術

(下手でもいいとは言ってませんよ?上手くなる努力はすべきです)

▪️次はあなたの番

これらができれば人気のカメラマンになれると思います。まずは近所のお友達家族、同僚の家族や兄弟の家族をテストケースとしてやってみるのはどうでしょう?
一度やってみて感謝されたら病みつきになりますので、ぜひ挑戦してみてほしいです。

▶︎NEXT

一応、流れはここまでで終わりです。副業カメラマンを始めたい方の背中を少しでも押せていたら幸いです。
次は、これまで私が登録した事のないサービスに登録して、実際に撮影するまでの流れをご紹介しようと思ってます。

次回、副業カメラマンの始め方 実践編:カメラマン登録!審査を受けてみた(仮)お楽しみに!


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